キリシタン灯籠
江戸時代、厳しいキリスト禁止令の中で、茶会と称しては人々が集まり、お祈りを捧げていたといわれるキリシタン灯籠が、万松院にありました。
 今は丸くなって、そうは見えないけれど、灯籠の笠の下の部分は十字架の形。そこに彫られた像は、お地蔵様ではなく、よくよく見ると、聖母マリア様なのです。