県立自然公園にも指定されている浅羽海岸は、翡翠(ひすい)色の波が白い砂浜に打ち寄せる、東西5.6qの美しい海岸です。遠州灘の砂浜が白いのは、天竜川から運ばれてきた砂粒の多くが白や無色透明をしているから。夏にはウインドサーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ若者たちでにぎわいます。



磯釣り
 釣りの名所でもある浅羽海岸。キス、イシモチ、ボラなど年間を通していろいろな魚をつることができ、多くの太公望が詰めかけます。美しい景色と四季折々の海の幸を楽しむことができます。
海亀のふ化場
 5月から8月末にかけて、アオウミガメが産卵のため遠州灘に訪れます。ここで生まれた子ガメたちは多くの試練と戦いながら南太平洋で成長し、15年後、今度は産卵のために再びふるさとの海へ戻ってきます。
唐人船漂着場所
 寛政12年(1800年)12月、浅羽海岸に唐船(現在の中国の船)が漂着しました。翌年3月に帰国するまでの様子を、掛川藩の絵師が描いた絵が、最近になって発見されました。
観光地引き網
 漁船が仕掛けた網を約1時間かけて引く地引き網。引いた網を広げるときの期待と興奮はもちろん、とれたての魚を自分たちで刺身や天ぷらに調理するアウトドア感覚も人気の秘密です。期間は4月から10月まで。


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